巨人ファンプログラマーのブログ

巨人ファンプログラマーがひとまず巨人戦観戦記(主にTV)を垂れ流すブログ。

ノーアウト三塁がパー

家路を急いでテレビをつけると、大和が塁上でガッツポーズ。
8回でようやくの先制点から一転、逆転となるタイムリーを決められた瞬間だった。

その後も9回田中俊太が執念の先頭打者スリーベースを放つも、
まさかの無得点でゲームセット。

たった1イニング半を見ただけなのに、今日は采配面で納得いかない点がいくつもあった。

まず何より、なぜ高梨ではなく大江だったのか?
高梨に何かのアクシデントがあったのでなければ判断ミスとしか思えない。
昨日の試合で1回2/3に38球を費やしており、それでなくとも
このところ疲労の色が見えていた。
しかも対照的に昨日高梨は2/3をわずか6球で切り抜けていた。
普段の起用法を見てもセットアッパーとして定着していた高梨に比べて、
どんな場面でも使える投のユーティリティーとしての役割が中心だった大江。
もはやここは自分の出番ではないという気持ちでいたとしても無理はない場面だった。

結局佐野に同点弾を打たれて即座に降板。
その後も高梨ではなくビエイラを起用し勝ち越しを許す。
楽な場面ではビエイラでなんの問題もない。
だが明らかに活気づいていた横浜打線を相手では、
ああいった結果になるのも十分予測がついた。

そして立岡に代打を出さなかったのも個人的には悔やまれる。
あの時ベンチには中島がいた。
確かに中島は右だし、去年代打でからっきしだったというのもある。
しかしこの一年は中島も勝負強い打撃を幾度も見せてくれた。
打者としての実績は圧倒的な差があるし、正直打撃技術に雲泥の差があると思うのだが・・・
ノーアウト三塁が無得点に終わったというのは悔やんでも悔やみきれない。

またこれは直接敗因にはならなかったが、岡本に代走を出したのも気になった。
8回1点リードで一死一二塁、延長も見据えなければならない場面で四番に代走。
これがまだ増田や在りし日の鈴木尚広であればまだ理解できたかもしれない。
ここで何としても追加点を取るのだという意思表示でもあったのだろうが、
吉川大幾では相手にもそこまでのプレッシャーを与えられない。
仮に8回裏を同点どまりでしのいだとしても、9・10回で手詰まりになっていたのではないだろうか。

嫌な形での負けがかさむと、何よりベンチが迷走しだす第二次政権からの悪癖が顔をのぞかせてきた。
それとも今日は元木コーチへの帝王学か何かで采配を任せていたとか?

まあ批判はそのくらいにして、明日の試合に目を向けよう。
予告先発は巨人が畠で横浜が京山。
畠は前回素晴らしい内容だったが、いろんな意味で安定しないのが彼の持ち味。
とにもかくにも制球が定まるか、そこに尽きる。

京山は今季初対戦。
今日の井納もそうだが、横浜のピッチャーは巨人戦になると好投する印象が強い。
しかし京山自身は今シーズンここまで16イニングで防御率6点台と波に乗れていない。
カットボールが武器の右のオーバーハンドなので、素直にクリーンナップの活躍に期待したい。

明日は久々に初回から観戦できそうなので、ぜひ快勝してくれジャイアンツ!