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今日は5回裏の攻撃を少しと、9回表の修羅場しか観戦できなかったが、
なかなかの緊迫感を堪能できた。
しかしデラロサはいつまでたっても状態が上がってこないなあ。
去年の絶妙なコントロールがすっかり鳴りを潜め、
すっかり巨人らしいドタバタ外国人リリーフに成り下がってしまった。
確かに今年はシーズンインの調整も難しかっただろうが、
そろそろあげてきてほしい。
本来の力を発揮すれば、間違いなく安定したピッチングができるはず。
そもそも先発志望なのに(入団会見でそう話していたはず)
チーム事情でリリーフをやらされてモチベーションが低下しているのだろうか。
今年はこんな感じだが、実際は14勝したこともあるバリバリのメジャーリーガー。
正直よく日本にいるなと思えるピッチャーだが、メジャーでも
調整にムラがあったのだろうか。
実力的には申し分ないはずなので、フロント(もしくは全権監督)には
なんとかもう一年猶予をやってほしい。
田口は気迫のナイスリリーフを見せた。
糸井のハーフスイングは判定に救われたところもあったが、
そもそも大山への厳しい判定さえ続かなければピンチにすらならなかったので
お相子といったところ。
最後の植田に四球を出さずによく踏ん張った。
というか次に原口を控えた上でいきなりノースリーにした瞬間は
少々嫌な汗が流れたが、雄たけびをあげながら力で抑え込んだ。
さすがに先発で13勝を挙げた経験は伊達ではない。
しかし五連投とはいいように使われている。
しっかり体をケアして日本シリーズでも好投を期待したい。
坂本もしっかりヒットを記録し、二千本安打へ歩を進めた。
それも追加点が欲しいところでのタイムリー。
これで残り十二本。
ここから打棒を爆発させて優勝と同時に決められたら最高だがさすがに厳しいか。
打のヒーローは先制弾の丸や、ダメ押し&ファインプレーの若林も挙げられるが、
今日は相手の守備の乱れに助けられたところが大きかった。
こちらは隙を見せず、相手にボロを出させることが続けばまたチーム状態も
上向いてくることだろう。
明日は中10日での菅野。
大野との各種タイトル争いがかかっているが、まずはチームに勝利を呼び込んでほしい。
厳しいところを丹念につくのはいいのだが、もっとズバッと攻める投球が
見たいというのは贅沢というものか。
一方相手の髙橋遥人は最近いよいよ本格化してきた感がある。
いいところで出る岡本の一発で勝ってきた印象だが、
明日はどうなるか。制球にそこまで秀でるタイプではないので
じっくり攻めることができればと思うのだが、
早打ち傾向の強い巨人打線はいつも高橋を助けている気がする。
本来であれば丸や中島といった待球タイプに突破口を見出したいが、いかに。
明日は土曜日だしじっくりと観戦したいところだ。